『わ〜、これで心がすっきりしたわ!』
『あぁ、こんなんじゃ、私、人間失格だわ』
『私、ちゃんとやり遂げたわ!これこそ生きる喜びね!』
『こんな環境では生きていけないわ・・』
普段、当たり前に思うこれらの感情、言葉、感覚。
これらを信じて疑わなかった。
これらが私の生きている基盤の基盤だと思い込んでいた。
思い込んでいた、では、まだ客観的かもしれない。
『知っていた』というくらい、自分に滲み込んでいたもの。
こんな知っている、当り前の感覚が、
実は『善悪の観念全集』のもとに成り立っていた。
だから、安心しても、すぐに落ち込む。
落ち込むと、苦しくて、本を読んだりして、また、『善悪観念全集』に新しい善悪の観念を追加する。
『トイレを掃除すると良い』という文章を読んで、
『トイレを掃除することは良い』『トイレを掃除しないのは悪い』という観念を追加。
『全てを受け入れ許しましょう』という文章を読んで、
『全てを受け入れ許すことが良い』『すべてを受け入れ許せないのは悪い』という観念を追加。
それをずっと繰り返してきたのだ。
で、ついに、善悪観念全集が膨れ上がってきたのか、本を読む気力が一気に失せた時があった。
それでよかった。
もう、観念追加はやめたいな。